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ロザン宇治原さんの勉強法と記憶術

高学歴芸能人の筆頭としてクイズ番組で大活躍のロザン宇治原さん。京都大学出身であることは有名ですが、高校時代の勉強法から私たちも見習うべき事が有るかもしれません。

 

宇治原さんの勉強法はこちらです

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動きながら暗記する

暗記物は動きながら行っていたそうです。テレビで紹介されたところでは、バスケットボールのシュートフォームに合わせて、古文の活用を覚えていたとか。かなり特殊な方法であることは間違いありません。真似をして、できればぜひ続けてください。

陸上部の方は走りながら。野球部の方は素振りをしながらなど。別に部活でなくとも、好きなスポーツや、軽く体を動かす環境であれば良いでしょうから。

しかし、私たちがここから本来学ぶべきは、なぜ、それで覚えられたかです。確かに、軽い運動でも体を動かせば脳が活性化するという研究結果は広く公表されています。

筑波大学などの研究グループが、10分程度の軽い運動をするだけで、人の脳の海馬が刺激され、記憶能力が向上することを実験で確かめた。米科学アカデミー紀要に論文が掲載された。運動によって海馬が活性化することはわかっていたが、軽い運動を短時間するだけで効果があることがわかった。

                     引用元 :朝日新聞DIDITAL

しかし、要因はそれだけでしょうか?脳を活性化させる方法は他にもあります。例えば一時期流行った「脳トレ」やガムを噛むと脳の神経が活性化するという研究結果も出ています。しかし、「飛躍的に暗記できるようになった」「成績がどんどん上がった」とは聞いたことがありません。

ちなみに私もガムを噛みながら勉強したことは何度もありますが、大きな効果を感じたことはありません。別の要因があるのではないでしょうか。

 

私の見解では、動きながら暗記した事で、動きと覚える対象が強く結びついた結果だと思います。先の例でいけば、古文の問題が来れば、バスケットボールのシュートの映像と一緒にその活用方法が記憶の中から出てくる感じです。体育館の臭い、ジャンプした時のキュッというシューズの音、ボールを離す指先の感覚などと古文が強く結びついているのです。

本来、全く違う事同士を結びつけて強く記憶する方法が記憶術にはあります。場所法やイメージ法と呼ばれる方法です。場所法、イメージ法についてはこちらの記事をご覧ください。

宇治原さんはこれを狙ったわけではないと思いますが、これらの技術を使いこなしていたと言えます。場所法やイメージ法は頭の中で、覚えたいものとよく知っている場所などを結びつけるので、実際に動きながらやるというのはこれらの方法のアレンジ版ですね。

これは想像ですが、勉強の全てを動きながらやってわけでは無いと思います。

ある程度、対象を絞って、行わなければ、動きながら勉強するという非日常が日常となってしまい、印象に残りにくくなるからです。この辺に注意して、みなさんもぜひ真似をしてみてください。

同じような意図で場所法を使ったやり方をオススメしていますので、こちらも参考にして頂ければと思います。

歴史はドラマや映画と思う

これは典型的なイメージ法ですね。歴史のストーリーを映像化して流れでおぼえてしまうやりかたです。分かりやすい例えとして、歴史の勉強と言わずに、漫画やゲームの題材として、歴史の一部分が出てくれば覚えるのは簡単ですよね。実際、世界史の三国史は漫画でも、小説でもあるため、見たり読んだりした人はテストで何を聞かれても分かるのではないでしょうか。むしろ物足りないくらいかもしれません(ちなみに私もそうでした)。

また、戦国時代が苦手だったため、戦国時代を題材にしたスマホゲームを敢えてやり、克服して難関大学に合格した生徒もいました。これらも、うまくアレンジして真似してみましょう。

 

先生となって授業をする

実際は学校で授業をやったわけではなく、自宅でやっていたらしいのですが、これはすぐ出来て、かなり効果が高いやり方です。今日から真似していただきたいです。一般論として、「人に教えたら、よく覚えられる」と言いますよね。なぜ覚えられるのでしょうか?これは、どこが分かって、どこが分かっていないかを自分でつかむことができるからなのです。

教えるということは、全体を分かっていなければなりません。分かっていない部分が出てきたら、そこで詰まってしまします。架空の授業の中でうまく説明できない部分が出てきたら、そこは復習するべきポイントという事ですね。この架空の授業は政治家一家の石原家でもやっていたそうです。

宇治原さんの場合、さらに一歩進んで、自分で問題まで作っていたそうですから、より強固に頭に残っていくわけですね。

架空授業をする、問題を作る事の意味は、知識をきちんと整理することにあります。バラバラの知識では授業はできませんし、問題も作れません。

本ブログでオススメしている勉強法「ユダヤ式記憶術」はまさに、知識の整理整頓ができる手法です。これは市場に出ている学習系の教材では群を抜いていると思いますが、他の手法とミックスして使うとその効果は倍増します。例えば、今回の宇治原さんのように架空授業をする場合、ユダヤ式記憶術のロジックに沿って授業をやれば、その効果は何倍にもなるでしょう。ユダヤ式記憶術に関してはこちらをご覧下さい。

まとめ/宇治原さんの勉強法から学ぶこと

ここまで宇治原さんの勉強法を私なりに分析して書きましたが、大事なことはなぜ覚えられたのかを知ることです。

ここに書いたことは、あくまでも私の意見ではありますが、「なぜ」の部分が分かれば、自分なりにアレンジして、使っていくことができるのです。バスケットボールのシュートを真似する必要はなく、料理でも、掃除でも何でもいいのです。

もう一点、このやり方をすれば、覚えられるという自分なりの必殺技を早く見つけ出す事が大切です。その「うまくいく」とうい成功体験が積み重なれば、怖いものなしの状態と言えます。あとは、同じようなサイクルで回していくことができて、いわゆる、勉強がはかどる、続けられるという状態がやって来る訳です。

本ブログでオススメしているユダヤ式記憶術は、まさにこれらのやり方の教科書です。皆さんの学習対象に合わせて、どんどんアレンジして使っていけるオススメの教材です。ぜひ、一度手に取っていただき、自分なりの必殺技を完成させてください。

「試験に受かるユダヤ式記憶術」

 

 

 

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