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騙されるな!唯一効果があった記憶法

受験、仕事、など何かを覚えることに追われる毎日。

ネットを検索すれば、「効率の良い覚え方」、「より記憶できる勉強法」

など情報はいくらでも出てきますよね。

ただ、「あっ、これは良かった、すごい」っていうのはありましたか。

やり方を見た時点で、「無理だ」さらには「騙された」とガッカリすることばかり。

何より、私がそうでしたから…。

そんな私が唯一効果があった記憶法に関する書物をご紹介します。

悩まれている方、参考にしてくださいね。

(たまに、ネットの情報だけを見ていい事ばかり書いている方もいますので

そういう情報は要注意です。)

私は体験談として徹底解説します。←ココ強調しておきます。

(先に公式サイトを見たい方はリンクを貼っておきます。)

「試験に受かるユダヤ式記憶術」

検証項目

  1. 全体像
  2. 誰が読むべきか
  3. 向いている科目、向いていない科目など
  4. 他の記憶法(記憶術)との比較
  5. この教材を読んでの感想

検証項目1全体像

この書物は正式名称を「試験に受かるユダヤ式記憶術」と言います。

(個人的にはこんな怪しい名前にしなくとも…と思います)

2009年に発売され現在に至りますので、なかなかのロングセラーです。

作者は松平勝男さんという方です。

(東大卒でかつ語学も堪能という強烈なキャリアを持つ方のようです。)

全158ページで第一章から第六章までの構成となています。

第一章はウォーミングアップのような章ですね。

覚えるときのちょっとしたコツや問題提起がしてあります。

第二章

ここが本番です。

この章で本書のキモでありユダヤ式の名前の由来となる「カバラ思想」を発祥とする生命の樹という体系図の使い方を学びます。

最初は難しく感じると思います。

まず、生命の樹と呼ばれる図があります。

こんな感じです⇒⇒         

この図のそれぞれの場所に、重要な意味があり、そこに

物事を当てはめていく作業から始めます。

覚えたい物事がこの作業ですべて線でつながっていくイメージです。

ですのである程度できるようになれば、今までより格段に覚える力は

増していきます。完璧にできるようにならなくとも、省略版のような形で

応用が効き、簡単な試験であれば、省略版でも十分戦えます。

この書物の親切な点は、実際に使えるよう複数の実例を使って

具体的に説明があります。

読者からの質問に答える形式も含めて、実例が充実していました。

第三章、第四章は覚えたい対象(用語年号など)や

覚えたい目的(迫っている試験のためなど)別に最適な記憶法の紹介です。

第二章で説明があったユダヤ式に限らず、ケースに応じた記憶法を

用いての実戦形式での学習とお考え下さい。

第五章は読者からの質問と筆者からの回答、

第六章は筆者の松平さん自身が行ってきた記憶法や、勉強法の紹介です。

全体を通して実例や実践の記述が多いため、高度なテクニックが具体的に

使えるような構成になっていると思います。

検証項目2誰が読むべきか

私は次のような方にオススメします。

  • 学生、受験生(ただし、高校生以上がベスト)
  • 教師

学生や受験生は大なり小なり試験から逃れることはできませんから

早いうちにこの書物の方法論を身につければ、一生ものの財産になります。

多くの場合は覚えられないのではなく、覚えたものがぐちゃぐちゃの状態で

頭に入っているため、必要な時に取り出せない状態です。

(片付いていない家と同じですね)

この事を思い知らされた教材でもありました。

受験に留まらず、社会人となってもいくらでも応用が効きます。

個人的には、プレゼンの資料を作るときや、難しい交渉の時にも

考え方の基礎として大いに役に立つと思います。

単なる記憶法の書物にしておくのはもったいないですね。

ただし、高校生以上が読むべきかと思います。

普通の中学生が読むには少し難しいかと思います。

親や教師は絶対に読んで欲しい書物です。

先生には絶対に読んで欲しいです。(しつこくて済みません。強調したく…)

このロジックを日々の教育の中に取り込めれば、絶大な効果が

あるでしょう。中学生には難しいと書きましたが、親や、教師が

噛み砕いて、このロジックを使って勉強を教えれば良いのです。

(教えるときにユダヤ式とかは言う必要はないと思います。)

教える立場としても、頭が整理され、教え方が変わると思います。

 

検証項目3向いている科目、向いていない科目

あくまでも個人的な感想ですが

向いている科目は

  • 国語
  • 社会(特に歴史)
  • 法律、経済学など

歴史は流れがありますので、それぞれの関係性を覚えるのには

これ以上ない教材です。

それ以上に向いていると感じるのが法律です。

その中でも、手続法(不動産登記法、民事訴訟法、刑事訴訟法、など)は

一見、無味無臭な決まりごとの羅列に見えて実はそれぞれが関係している

という特徴がありますので、ユダヤ式のロジックで一気に

攻略出来ると思いますよ。

逆に向いていない科目

  • 語学
  • 数学

もちろん私個人の感想ですが、語学と数学は覚えるというより

繰り返しのトレーニングの方が効果が高い気がします。

語学、特に英語に関してはこちらを参考にしてください。

検証項目4他の記憶法との比較

他の記憶法で有名なものとしては、場所法、物語法があります。

イメージの中で場所や物語に覚えたい対象を当てはめていくやり方ですが、

私は全くできませんでした。

場所をイメージしたり、物語を考えたりと、土台を作るのがあまりにも

難しく、あっさり挫折。単語だけなら覚えることができるかもしれませんが、

物事のつながりや応用を効かせることができませんでした。そもそも

覚える練習が必要なことが辛かったですね。

比較するとユダヤ式記憶術は、高度な方法ですが、回り道をしている

気がせず、今学習している対象を使って、実践しながら上手に使えるように

なっていきますので、挫折する確率も低いかと思います。

 

検証項目5この教材を読んでの感想

最後に感想ということでまとめますが、率直に言うと

唯一効果を感じた記憶法でした。

私は受験時代にはこの本を知りませんでしたが、

子供に勉強を教える際には、このロジックを前提に教えています。

少しだけ、塾で講師の手伝いをしたこともありますが、効果は

かなりあったと思います。

すべて私個人の体験に基づきますが、ロングセラーの意味がよく分かる

書物ですね。

勉強法や、記憶法に悩んでいる方、教え方に悩んでいる方にもぜひ

手にとっていただきたい書物ですね。

公式サイトのリンクを貼っておきます。唯一のオススメ記憶系教材です。

 

「試験に受かるユダヤ式記憶術」

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