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社会人が英語の勉強を思い立った時におすすめの方法

勉強のやり方が分からない、どのように勉強するのが最も効果的なのか。これは永遠のテーマですね。特に英語に関しては、私を始め、学生時代、勉強はしたものの、全く使えない方は多いのではないでしょうか。何かのきっかけでもう一度勉強してみようと思った、会社で英会話を勉強するように言われた、など理由は様々でしょうが、社会人が改めて英語を勉強し直す時や英会話を始める時に効果的な方法を書いてみたいと思います。

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取り組むべき順番を間違えない

効果を上げていくためには、取り組む順番を間違えないでください。その順番とは①CDなどでどんどん英語を聞く。②実際に英語に触れる環境を作る。この順序です。なぜこの順番なのかを詳細に説明いたします。

英語はこうやれば身につくという方法論や英会話スクールは数多く存在します。どれを使っても、確かに効果はあるのです。ただ、成果を実感でき、きちんと続けられる順番を一般的に考えたときには上記の順番がオススメです。

なぜこの順番が効果的なのか

私たちは英語を中学時代から勉強して全く使えないわけです(今は小学生から勉強します)。つまり、ある意味では失敗しているのです。学生時代テストの点数は高くとも外国人と喋れなければ、失敗と言わざるを得ません。失敗した人間はもう一度やり直そうとするときに、実践の前に練習をする方がよいというのがその理由です。①のCDをどんどん聞くというのは練習。②の英語に触れる環境を作るというのは実践の意味です。いきなり実践でも悪くはありませんが、性格によります。例えば人前で失敗しても何とも思わない人、恥ずかしという感覚と無縁の人はいきなり実践でも問題ありません。しかし、多くの方は英語で話しかけられて全く喋れなかったらどうしよう、変な事を言ってしまったら恥ずかしい、などの感情が先に出て、本来の目的の英語を体に染み込ませる事を邪魔してしまうのです。例えば、英会話スクールを考えてみてください。マンツーマンは何となく嫌だから、何人かで受講するクラスを好む方は、失敗を恥ずかしいと思う典型例ですね。数ヶ月英会話スクールに通ったとしても、期間が終わった瞬間、そのこなした期間で満足してしまい、そこで止まってしまいます。これを避ける意味でも、まず、自分なりの練習をするのです。それが、CDや市販の教材をどんどん聞くという方法なのです。どんな教材が良いかというと、簡単なストーリーが続くような教材がオススメです。言い回しをたくさん載せただけの教材は避けてください。あくまでもストーリーになっているものです。

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しばらく聞いていると、こういう場面では、こういう言い回しをするのだと改めて発見が出てきます。こうなると英語の感覚が研ぎ澄まされ始めたサインです。ここで起こる次の現象は、身の回りにある英語の言い回しが気になり始めます。電車に乗った時の英語のアナウンス、テレビでみるスポーツ選手の英語でのインタビューなどが気になって仕方なくなります。さらに次の段階では、日常のふとした瞬間に「これは英語ではどう表現するのだろう」と知りたくなります。例えば、会社の同僚との普通の会話です。「○○さん、電話に出れなくてごめんね」と話したあと「ん、英語では何て言えば良かったのだろう」と気になってくるものです。そして、知りたくてうずうずして、スマホで調べる。このようになって来れば、実践編である、②の「英語に触れる環境を作る」に移ってください。英会話スクールでも、喫茶店でのマンツーマンレッスンでも、良いと思います。そこからさらにステップアップして留学という手もあります。英語を吸収する土台はできましたので、どんどん上達していきます。

語学の特徴

英語を始め、語学は「習うより慣れろ」の作戦が効果的です。机について勉強するというスタンスよりもどんどん使う、そして慣れる事こそが一番の勉強法です。海外で活躍するスポーツ選手を思い出してください。野球のイチロー選手、テニスの錦織選手も流暢に英語を話しますよね。逆のパターンも多いです。プロ野球の助っ人外国人でも長く日本で活躍した選手は日本語が上手です。しかし机に座って、単語を覚え、文法を覚えという事はやっていないと思います。環境の中で、身についていったのでしょう。また最近のメジャーリーグに挑戦する選手に多いのが、アメリカに行く前提で英語を勉強しているという傾向です。シーズン半ばでも英語を簡単に話している上達のスピードの秘訣は、先に書いた順番で取り組んだため、英語がしみ込む土台ができているからです。

英語に触れる環境でのおどろきの発見

英語に触れる環境とは、英会話スクールでもオンライン講座でも良いと思いますが、公演や勉強会、セミナー、パネルディスカッションなど英語が飛び交う環境も探してみれば結構あります。ぜひ、参加して欲しいですね。無料のものも多いです。私は英語でのパネルディスカッションを聞いていて面白いことを発見しました。元々、英語圏で育っていない人の使う英語は、中学生か高校1年で教わる程度の組み合わせであるということです。ネイティブの話す英語は聞き取れない単語や言い回しもかなりあります。しかし、例えばロシア人が話す英語や日本人を始めアジア圏の人間が話す英語は意外と簡単に聞き取ることができます。

英語をやり直す社会人が目指すべき姿とは

私たちがネイティブ並の英語を操ることは正直厳しいと思います。しかし、先に書いた、ネイティブではなく、英語を後から喋れるようになったレベルは目指すことができます。ずばり、ここが目指すべき位置と言えます。初めて聞くような単語はほぼ必要ありません。中学、高校で一度は聞いたことがある単語で十分戦えるのです。聞き取れるようになってから、次に話せるようになるというステップはまた高いハードルではありますが、慣れの世界だという意識で継続していきましょう。

いかがでしょうか。最近は幼稚園、保育園のお子さんが英語のスクールに通っている姿もよく見かけます。そういう子供には敵いませんが、社会人でも順番を間違えなければ、継続でき、効果を感じる学習ができます。ここで書いた順番の①はプロ野球でいうところの自主トレに当たります。ここで形を整えて②のキャンプイン、オープン戦と進むわけです。ぜひ頑張っていきましょう。

自主トレに最適な教材

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