記憶術を勉強されている方やこれから勉強したいと思っていらっしゃる方に重大な問いかけをさせていただきます。
あなたは記憶術を習得したいのですか?
ほとんどの方の答えがNOではないでしょうか?
記憶術の目的
恐らく記憶術を勉強したり、これから勉強しようとされている方は何かの目的があって、試行錯誤を繰り返し、情報を調べたりされていると思います。
その目的とは何でしょうか?
たくさんのことを覚えたい。
学校の成績を上げたい。
資格試験を突破したい。
仕事で役立ちそう。
恐らくこのような方が多いのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、記憶術は「手段」であり、「目的」は
成績をあげる、資格試験を突破、仕事に生かすの部分にあるはずです。
しかし、これを見失うと、記憶術を習得することが目的であるかのようになってしまいがちです。自分に合った方法を探すことは、大事ですが、その前に「目的」を自分の中で確認してください。
ちなみに、次のような方はいらっしゃいますか?
記憶術そのものを極めたい!
記憶術の講師になりたい!
もちろん、素晴らしい志です。
記憶術を取得しそのものを人に伝えることは素晴らしいことです。
記憶術の習得そのものが「目的」であるならば、下準備をして、多くの事を記憶する練習に励んでください。
それ以外の方は記憶術という単なる「手段」を使って本来の「目的」に向かって真っ直ぐに進んでください。
「手段」である記憶術に多くの準備の時間を費やすわけには行きませんよね。
本ブログでオススメしているユダヤ式記憶術は、事前の準備はほとんど不要です。(教材を読む必要はありますが)
他のレビューを見ると、ユダヤ式記憶術の中心の考え方である、生命の樹の使い方を理解するのに時間がかかるというものを多く見受けます。これは、誤りだと断言したいと思います。
生命の樹の記述の部分は確かに、難しく感じるかもしれませんが、自分の学習対象に合わせて、どんどん当てはめていけばいいのです。そのうちに、自然と使えるようになってきますので、読み込んで、理解して、というのは使い方として間違っているように思います。詳しい使い方はこちらを参考にしてください。
ユダヤ式記憶術はあなたが持っている「目的」を実現するための「手段」に過ぎませんからどんどん使って、目指すところに近づいてください。