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英語の聞き流しは効果が無いと批判する人は…

英語の聞き流す教材は効果があるのか、無いのかという論争は付きません。私なりの答えを書きたいと思います。

英語の聞き流しは学習効果は間違いなくあります。ただし、もっと効果を上げる方法があります。

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効果が無いと批判する人はどういう人達なのか?

聞き流すだけでは効果がないという説を主張される方も結構多いと思います。このように批判される方は次の2パターンが多いと思います。

  1. 英語が堪能な方
  2. 実際にやって効果を感じなかった方

順に見ていきたいと思います。

1.英語が堪能な方

英語がすでに堪能な方からみれば、聞き流すというのは初心者向けの学習法なのです。おそらく、英語を操れる方の多くは、留学経験があったり、留学をしていなくとも外国人と接する機会を自発的につくり、努力をして英語を身につけたはずです。そういう方からすれば「聞き流す」学習法は甘いと思われるでしょう。自分が英語を身につけた経験から見て、聞き流すだけでは不十分だという意見なのです。

2.実際やって効果を感じなかった方

こういう方も多いでしょう。ただ、「効果」という意味が広すぎるので、正確に状況が伝わっていない可能性が高いような気がします。例えば、相手がしゃべっている英語を聞き取ることはできるが、自分からしゃべることができないという方が、聞き流しの学習をやってもしゃべれるようにはならないかもしれません。なぜなら、このような方は、しゃべる練習をしなければならない段階だからです。

また、例えば、1日の数分、1~2週間くらい、聞き流しをやってみて、効果が無いという方は、そもそも期間が短すぎるために、効果が出ていないだけの可能性もあります。方法論ではなく、掛けた時間の問題なのです。

では、聞き流しの効果とは何か?

その人の今のレベルによって変わってきます。

1.英語にほとんど触れたことがない人、学生時代から全くやっていない人

→聞き流しの勉強は効果があると思います。この段階の方は、英語というハードルを高く感じているはずです。ですので、「聞き流す」というハードルを下げた方法で始めると長続きするでしょう。また、聞き流しの教材にも初級編、中級編など段階があると思いますので、今の自分に合ったものを選んで始めてみてください。何となくでも聞き取れるようになってくれば、それは効果があったという事なのです。

2.英語の勉強を継続している人

→聞き流しの効果は「それなり」にあります。「このような場面では、こういった言い回しをするのか」など新しい発見が生まれ、英語の言い回しが蓄積されていきます。英語の勉強を継続している方であれば、その蓄積が、体感できるようになっているはずです。「それなり」と書いたのは、聞き流しだけでは英語を自由に操るところまで身につけるのはさすがに厳しいため、ひと工夫が必要という意味です。

さらに効果を上げるための工夫

昔、英語に関して、野球のメジャーリーグに挑戦した長谷川投手が書いた本がありました。(かなり昔の話ですみません)

長谷川投手はメジャーに行くときには英語をかなり喋れるようになっていた記憶があります。メジャーを志した時から勉強されたんでしょう。その本の記述の中に、覚えた言い回しや、単語はすぐに使ってみよういう一つのコツが書いてありました。

前置きが長くなりましたが、私がオススメする聞き流しにプラスするひと工夫は「すぐに使ってみる」事です。

どうやって使うのか

そんなに都合よく外国人は身の回りにいませんし、何よりうまく話せないから聞き流しから勉強を開始してきたのですよね。そうであれば、すぐに使う方法は「独り言」しかありません。さらにその場面を「妄想」できれば、なお効果があります。教材で出てきた場面を想像や妄想の中で自分に置き換え、小さく独り言としてつぶやくだけで、身につくスピードは倍増します。ですので、日常会話でよく使われる言い回しをストーリーの中に組み込んだ教材を選ぶのがBESTと言えるでしょう。

管理人おすすめ英語教材

いかがでしょうか。

少し整理します。英語の聞き流しは間違いなく学習効果はあります。しかし、聞くだけより、使うという事でさらに効果が高まるのです。語学は、ロジカルに考える学問ではありません。少し乱暴な言い方ですが、習うより慣れろの気持ちが大切です。英語に触れた時間が長ければ長いほど、上手になれるでしょう。どんどん聞き流して、どんどん独り言をつぶやいて、来るべき外国人との英語での会話の時に備えましょう。

英語学習の目標設定に関してはこちらをご覧下さい

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