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記憶力を下げるコルチーゾール対策

自分は記憶力が悪いと嘆いている方は多いのではないでしょうか。

本当に記憶力が悪いのでしょうか。

昔見た好きな映画や、ドラマ、またはスポーツの名場面を思い出してください。詳細に思い出せるのではないでしょうか。

 

人間は好きなものや興味があるものはどんどん頭に入ってきます。

しかも、10年以上も前に見た、ドラマのシーンや、スポーツの場面を

鮮明に記憶しています。

つまり、記憶力が悪い訳ではないのです。

 

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なぜ覚えられないのか

コルチゾールの増加

ストレスが記憶に悪いというのは、何となく想像できますよね。

この点をさらに踏み込んで考えるてみます。

長期間ストレスにさらされるとコルチゾールというホルモンの分泌が増えます。

コルチゾールは

  • 脳への神経伝達を妨げる
  • 脳へのエネルギーの補給を妨げる
  • 脳細胞を破壊する
  • 脳自体を萎縮させる

などの悪影響が研究の結果判明しています。

 

つまり、勉強をする→はかどらない→ストレスを感じる→コルチゾールが

分泌する→脳へ悪影響を及ぼす→記憶力が下がる

 という形も考えられるのです。

ストレスが長期化すればするほど、コルチゾールの濃度は高くなり、

記憶力へは悪影響を及ぼす事になるわけです。

(脳科学の世界では、こんな簡単な理屈ではないことは承知していますが)

 

コルチゾールとは

副腎皮質から分泌されるホルモンで炭水化物、糖、脂質、脂肪などを抑制する働きを持っています。また、抗炎症作用も持っており、生きていく上では欠かせないものです。コルチゾールが多すぎると、記憶を妨げたり、太ったり、高血圧の原因にもなります。また、少なすぎると、炎症が治まらない、アレルギー体質になるなどの弊害があります。

 


コルチゾール対策をどう考えるか

コルチゾールが記憶に悪い影響を及ぼす可能性があることは間違いないようです。しかし、それは意識的にコントロールできるものではありません。薬で下げるのも考えものです。なぜならば、コルチゾールの分泌を必要以上に抑えてしまうと炎症が治まらない、アレルギーが出るなど、別の問題が考えられるからです。

 

コルチゾールをどうするかより、その前の段階の、ストレスの対策を考える方が早道です。

 

覚えることにストレスを感じる最大の理由は、はかどっていないからなのです。どんどん、前に進んでいく感覚が持てれば、ストレスは最小限になるのではないでしょうか。(偉そうに書いていますが、管理人自身もやはり覚えることにはストレスを感じます。少なくする努力をする事が大切ですね。)

 

実は覚えているが思い出せないだけ

記憶力が悪いから、記憶力が下がったから覚えられないと勘違いしている方が

多いのではないでしょうか。

勉強して、実は覚えているのですが、思い出せない、例えるならば、引き出しの奥に片付けてしまって、必要な時に取り出せない状態の可能性もあります。

 

例えば、試験の時に問題を見て、勉強した覚えはあるけど、思い出せない。

択一の問題で、答えをあと一つ絞りきれない(AからDまで選択肢がある中で

答えはAかBなのですが、どちらかが絞りきれない)

といった状況はよくありませんか?これは、立派に記憶はしている証拠です。

これは思い出せない、必要な時に取り出せない状態なのです。

 

思い出せない対策を考える

頭の中を整理しておけば、必要な時に、必要なものを取り出すことができそうです。日々の学習の中で、整理ができれば、それに越したことはありません。

知識が整理ができて取り出せる状態であれば、覚えることのストレスは最小限で済みますし、結果、コルチゾールの大量分泌の可能性も低くなります。本ブログで紹介しているユダヤ式記憶術は知識の整理に最適な教材です。教材の中で紹介されている生命の樹と呼ばれるテンプレートとでも言うべきものに、当てはめていく作業をすれば、頭の中の知識は整理され、必要な時に必要な知識がとりだせる状態になります。具体的な使い方はこちらをご覧下さい。

 

記憶力が無い、記憶力が下がっている、さらにはコルチゾールの分泌が記憶を妨げている、などなど、悪い要因をつい探したくなるものです。記憶力はほとんどの人がちゃんとありますし、コルチゾールをコントロールする事などに目を向けるのはやめましょう。記憶の生理整頓こそ、今取るべき手段です。今回おすすめしたユダヤ式記憶術を使って、ストレスなく勉強できる環境を作ってみませんか。

「試験に受かるユダヤ式記憶術」

 

 

 

 

 

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