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小学生の冬休みや夏休みの宿題の読書感想文の書き方を解説します

今は2020年の年始です。

小学生の皆さんはもちろん冬休み。

休みとは言っても宿題には頭を悩ませていることでしょう。つまり、親にとっても子供の宿題の進み具合は非常に頭が痛い問題と言えます。

特に、最後まで終わらないのが読書感想文。

今日は読書感想文の超簡単な書き方を解説してみたいと思います。

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事前準備と初日にやるべきこと

まず、本を選びます。(当たり前ですが)

小学校低学年のうちは物語を選ぶのが無難ですね。

次に、通して読みます。読む回数は特に決めなくてもよいと思います。

感想を箇条書きにする

ここからが、ポイントです。

原稿用紙以外の白紙を準備してください。

その白紙に、子供自身の言葉で、思いついた感想を短く箇条書きに好きに書かせてあげてください。内容や、順番はどうでも良いので、とにかく思ったことを書かせてみてください。

例えば、

  • A君はすごいと思った。
  • A君のお母さんは怒ったら怖そうだ
  • A君のお友達のB君は少し意地悪だ
  • A君がかっている犬はいつもA君についてきて可愛い

などなど、何でも良いのでどんどん感想を書かせてみてください。

あらすじを整理する

感想がある程度出尽くしたら、子供にあらすじを話させてみてください。

ここは少し親が誘導してあげてください。

例えば、

親「この本はどんなお話だったの?」

子「A君が、山に秘密の基地を作っていくお話」

親「A君はすごいね。ひとりで作るの?」

子「友達のB君と一緒に作るんだけど、途中でけんかしてしまうの」

親「何でけんかしたの?」

という感じで、子供の頭の中であらすじを少し整理させてください。

ほぼ、話が整理されたら、今の内容を、先ほどのように白紙に書かせてください。書いた時に漏れがあったら、話しながら、整理してあげてください。

初日はここまでで十分です。

2日目にやるべきこと

まず、子供と一緒に昨日のおさらいをします。

あらすじをもう一回確認して、箇条書きにした感想ももう一回読み直します。意外と、後から思いついた感想が出てきますので、それも追加で箇条書きにします。

次に、今回読んだ本の内容と、同じような経験をしたことはないか?

同じような話を聞いたことがないか?

逆に全く自分とは違うのか?何が違うのか?

自分だったら、どうしたか?

などを親が誘導するように聞いてあげてください。

そして、また箇条書きで書き出してください。

文章としてまとめる

最後に文章としてまとめる作業に入ります。

一番シンプルな構成で説明します。

まず、本のあらすじを全体の1割から多くても2割程度におさまるようにまとめます。

次が、感想の部分で、ここは7割程度の分量を使ってください。特に小学生の感想文は思いっきり飛躍した内容になっても問題ありません。

 

例えば、少年たちが山で秘密基地を作る話だったとします。本に無い内容は想像をふくらませていいでしょう。

秘密基地の中には何を持っていったのだろう。お腹が空くかもしれないからお菓子はあったんじゃないだろうか。敵が来た時のために、棒を用意していたかもしれない。

 

また、もっとこうすれば良かった事なども書いてみましょう。

A君は帰るのが遅くなって、怪しんだお母さんに秘密基地がバレてしまったけど、私なら遅くなったときは図書室に寄ったことにしておく。そのために、本を前もって多めに借りておくようにする。

自分の体験も交えれば楽しい感想が書けるでしょう。

A君も秘密基地がお母さんにバレてしまったけど、私も隠していたことが、お母さんにバレてしまった。なぜ、お母さんは何でも分かるのだろう?

最後の仕上げ

文章の最後を締めるために、この本から学んだこと、生かしていけそうなことを書いて締めくくりましょう。

秘密基地作りから学ぶことはなさそうにおもえるかもしれませんが、きっと作者は伝えたいことをどこかで書いているはずです。

一般的には、一緒に基地を作った友達との友情、頑張って作り上げることの大切さ、チャレンジの重要性、心配してくれる家族の愛情などなど、たくさんあるはずですので、お子さんを気づくように誘導してあげてください。

まとめ

ポイントをまとめておきます。

  • 本を読んだら、いきなり文章にしようとせずに、感想を箇条書きにする。
  • 次に、あらすじを確認する。
  • この本から学んだことを最後に書いて文章を締める。
  • あらすじ1割~2割。感想7割。学んだこと1割程度の分量で構成する。
  • 2日に分けて書くと、前日に思いつかなかったことがひらめくことがあってBEST
  • 子供が気づくように親が誘導してあげる。

このやり方が身に付けば、子どもは読書感想文を苦にすることなく、自分で簡単に仕上げることができるようになるでしょう。

低学年のうちに、誘導してあげてこの形を身につけさせてあげてください。

 

 

 

 

 

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