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ノート術次第で勉強の効果は上がるのか?記憶術の視点から考える

勉強のコツなどにはいろいろな意見があります。その中で、ノートの取り方についても「ノート術」という名でさまざまな方法が勧められています。今回は記憶に残るという視点から、「ノート術」を考えてみたいと思います。

今回オススメのノート術は2段階構成になっています。まず、第1段階は図を用いて、慣れてきたら文字だけの第2段階となります。

 

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諸説あるノート術

ネットで検索してみればオススメのノートの取り方が多数出てきますし、本や雑誌でもよく取り上げられてきたテーマの一つです。どのようなものかと言うと、東大を始め、高学歴の方が実際にやったノートの取り方、難関資格に合格した方が勧めるノートの取り方など、実際にやって効果があったからオススメしますというものです。しかし、その内容は、真逆のものもあります。少しみてみましょう。

きれいにまとめたほうが良いという説

これは後から見て見やすいように、きれいにまとめた方が良いという意見です。特に、余白を作って書くというやり方が多く勧めらているようです。確かに、汚いと後で見る気がしませんし、余白もなくびっしり詰まっていると、見返した際に息苦しくなりそうですね。また、汚すぎて、自分で書いた字が読めないなんてこともあるかもしれまん(恥ずかしながら私は昔ありました。)

しかし、「きれいにまとめたほうが良い」という意味を正確に理解している人は誰もいないのではないでしょうか?

ポイントはなぜ、きれいにまとまっているかです。それは、頭の中の知識が整理されているから、結果的にきれいにまとまっているのです。つまり、きれいにまとめることの意味は、後で見返した時に見やすいということよりも、頭を整理する手段としてノートを取る事にあるのです。

 

ノートなど汚くても良いという説

ノートなど汚くても良いという説も根強くありますね。趣旨としては、そこに割く時間や、きれいに書いただけで満足してしまい、しっかり覚えきれていないという弊害から来た意見も多いようです。つまり、自分が分かればそれで十分という事なのです。例えば、授業中、板書を必死に書き写して、授業に耳を傾けることがおろそかになるという事を経験した方も多いのではないでしょうか。

さらに、極論として、ノートなど全く取る必要はないという意見の方もいます。これは、何も書かないというよりも、ノートを別に取るのではなく、教科書や参考書に書き込むという趣旨のものが多いようです。情報を一元化するという事が一番のメリットですね。

 

結局どちらのノート術が一番効果的なのか

きれいに取る、汚くてもよい、両説ありますが、ポイントは2つあります。

手段と目的を混同しない→ノートという手段を使って、成績を上げるということが目的です。

自分にあったものであれば十分→綺麗、汚いはどちらでも良いのです。自分に合ったものを見つけることを徹底することが大切で、ネットや本で紹介されているやり方はそのための選択肢だと思ってください。

 

管理人オススメのノート術

私のオススメのノート術もご紹介します。まず、少し事前準備を要します。覚えるべき多くの項目は、背景、事実、対比すべき項目、など論点がある程度決まっています。これを自分なりにノートに図として書いておいてください。例えばこんな感じです。

論点となりそうな項目はある程度、最初から、抑えるべき項目は決まってくるのです。それを図として事前に準備して、授業などを聞きながら埋めていくのです。埋まらない項目があれば、後で調べなおすか、そもそも該当がないか要確認ですね。

今回はかなり簡略化した一例を書きましたが、この書き方は、ユダヤ式記憶術というものをベースにしています。図としては、下記のようなものを完成させれば、ほぼ、漏れなく試験に出る部分を網羅できます。

「試験に受かるユダヤ式記憶術」

これは社会人になってから会議など、メモが必要な場面でもかなり使えますし、聞き漏れが、まずありません。詳細はこちらをご覧下さい。

図を完成させるのが第一段階です。慣れてきたら、図は不要です。普通に箇条書きにして、頭の中で図が再現できるようになるでしょう。(受験対策としては図を完成させる方法がオススメですが)

試験対策はノート術に加えてボイスレコーダーを使う方法も効果的です。こちらを参考にしてください。

いかがでしょうか。ノート術と呼ばれるように、ノートの取り方も工夫次第で効果は倍増します。いろいろ試して、自分なりのノート術を早く見つけてください。

 

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