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塾に行っても成績が上がらない方に試して欲しいたった一つの方法

塾に行くお子様は非常に多いと感じます。早ければ、幼稚園、保育園の小さい生徒さんが習い事をしている場合も多いですね。今日は、そういう小さいお子さん以外、下は小学生くらいからで上は社会人で資格取得へ向けて、塾や専門学校に通っている方でなかなか成績が上がらないと悩んでいる方へ向けたお話となります。(お子様の成績で悩まれている場合であればご両親へ向けたお話です。)

私なりの結論ですが、成績が上がらなかった原因は塾で自分なりの勉強法が見つからなかったからです。こういう方は自分なりに知識を整理する方法を見つけてください。

具体的に見ていきたいと思います。

本ブログは副業ながら高校受験、資格試験受験の講師経験のある私が、成績がどんどん伸びる学生と、伸びない学生を客観的に分析して、アドバイスをした経験をもとにお勧めの情報をお伝えしています。
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なぜ塾へ行くのか

学生であれば学校で勉強してるのになぜ、塾へ行くのでしょうか。

学校では一つ一つの科目をその名のとおり「科目」として教えていきます。一方、塾は点数を取るために指導をしていきます。ここが決定的な違いです。こういう書き方をすると、塾が悪いかのように聞こえますが、点数を取れるということは、理解が進んだ証でもありますし、結局は学校でもテストはありますので、何も悪いことはありません。

多くの場合塾は次の受験を念頭に置いた対策をしていきます。目指す進学先の試験に出そうな問題を前提に、その周辺の論点を集中的に勉強して、問題の解き方のトレーニングをしていきます。ここが塾の魅力です。特に、中学受験の場合は、小学校で教わる勉強はベースになってはいるものの、その学校特有の問題の傾向がありますので、このトレーニングなしではさすがに、厳しいでしょう。

また、塾という環境で競い合うことが、モチベーションにもつながっていくのです。資格試験突破のための予備校でも同様に、点数を取るトレーニングとモチベーションのために通うという事は間違いないと思います。

 塾へ通えばテストの点数は上がるのか

上がる事が多いとは思います。前に書いたように、テストに出そうなところを集中的にトレーニングしていきますので、上がる場合が多いとは思います。ただ、期待ほどの効果が無かったと感じられる事が多いのも事実です。ここが問題なのです。

テストに出そうなところをトレーニングするので、そこがズバリ試験に出れば、点数は伸びますが、出なかった場合は、問題が解けないのです。塾に行って成績が伸びる場合と、伸びない場合の差は、塾で出されたことがない出題形式で問題が出たときに解答できるかどうかという部分が大きな差となってきます。例えば下のような場合はありませんか?

中学校の社会でも登場する三権分立。三権分立とは何か?との問題に対しては、待ってましたとばかりに司法、行政、立法がそれぞれの機関として独立してることで、互いに均衡を保つシステムなど答えることができます。しかし、三権分立と国民の関係は?と聞かれると…先ほどのようにパッと答えることができないかもしれませんね。

(*国民は選挙により立法を担う国会に関与しますし、司法を担う裁判所にも国民投票で関与します。例題ですので、簡単な解答としておきます)

 

これは以前にも一例としてあげた事ですが、安定して成績がいい人は、斜めから見たような出題をされた時に、教わった事の中から必要な知識を取り出して、答えを出せる人なのです。

これを応用力という、ざっくりした表現で表す方が多いのですが、本来、塾ではこの点を踏まえて重点的にトレーニングをするべきなのです。そうすれば生徒はこのトレーニングを受け、こうすればより、より理解できる、今までより覚えられるという自分なりの勉強法を身につける事ができるのです。

教え方が上手と言われる先生は学校にもいらっしゃいますし、予備校の先生で全国的に有名な方もいらっしゃいます。

これは推測ですがこういう先生は、出題形式が違ったり、斜めから見たような問題でも解けるような考え方を授業や、模擬試験の解説の中で植え付けているに違いありません。出題の答えを指導するのではなく、勉強法そのものを身につける具体例として、テストの問題を使っていると言ったほうが近いかもしれません。

 

成績を上げるためにすべきこととは

やるべきことは、覚えた知識を整理することの一点に尽きます。

成績が伸びないと悩んでいる方の多くは、試験に出た問題について全く知らないわけではなく、教わったことを取り出せていない場合が圧倒的に多いと思います。特にある程度努力をしていて伸び悩んでいる方はこのパターンが非常に多いです。

出題に合わせて、必要な知識を取り出すには、知識を頭の中で整理しておく必要があります。成績が安定している人はこれが常にできているのです。整理されていないといざというとき取り出せないのです。これが勉強したはずなのに答えることができなかったという状況です。

本ブログでは知識の整理方法や勉強法そのものの教材として「ユダヤ式記憶術」というものを取り上げました。自分なりの知識の整理法が見つからないという方はこの教材を参考にされてはいかがでしょうか。勉強法という点では私が知る限りでは群を抜いている教材です。この効果に関しては、こちらをご覧下さい。

最も効果がある塾の利用方法

知識の整理する方法は身につけるのが早ければ早いだけ、後々勉強が楽になるでしょう。これを身につけた上で、塾で問題を解くトレーニングをしていけば驚く程効果が出てくると思います。

上に挙げたように勉強法そのものにアプローチしてくれる先生に当たればラッキーですが、当たらなければ塾に行く効果は、問題にたくさん触れる事と、目指すべき進路や、資格試験の傾向に絞った出題パターンを知る事ができるという点に限定されてしまうのです。

知識を整理しながら、塾で問題を解くトレーニングをする事こそが最も効果がある塾の使い方と言えるでしょう。

皆様が目指されている進路や試験を突破へ向けて、自分なりの効果を感じる勝ちパターンの勉強法を習得されることをお祈りいたします。

 

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