あいつは頭がいい。
テストではいつもいい点数を取る。
そんな友達はクラスに一人はいたと思います。
そんな友達は問題を解くときにどのような思考で、また、どのような事が頭に浮かんで答えを導き出しているのか気になりませんか?
今回はそんな常に成績がいい友達の頭の中を覗いてみましょう!
もくじ
成績に波がある人とない人の答えの出し方の違い
まずは成績に波がある人、つまり、点数が良かったり悪かったりする人の頭の中です。
江戸幕府を開いたのはだれか?という問いに対して、「徳川家康」と答えが浮かんできます。もちろん正解です。
成績が安定しない人は、ここで終わりなのです。
では成績がいつもいい人の頭の中は?
江戸幕府を開いたのはだれか?
「徳川家康」という答えはもちろん浮かんできます。
しかし、成績がいつもいい人の頭の中では、徳川家康が行った多くの政治の中身が浮かんできて、その中から江戸幕府という項目を取り出して解答しているのです。
成績の差はどこで生まれるのか?
もうお分かりかと思います。
成績が安定しない人の頭の中は知っている問題がピンポイントで来たときは答えを出せますが、そこから少し外れた部分が問われると答えることができないのです。
一方、成績が安定していい人の頭では、江戸幕府の例でいえば、徳川家康が開設した武家政権で、中央集権的な性格があった。260年以上、15代に渡って続く中では、享保の改革…というように多くのトピックスが連なって出てくるのです。
どうすれば成績が安定した人の思考法になれるのか
普段の勉強の中で、視点を変えてください。
もっと簡単に言えば、一問一答型の勉強法から、論述形式に変えてみてください。
〇〇とは何か→△△という答えるタイプの勉強法ではなく、〇〇について述べる練習をしてください。
このやり方に変えるだけで、模試、対外的な試験、もちろん本番の入試や資格試験にめっぽう強くなります。
論述形式の勉強法は大変ではないか?
一問一答型と比べて、やはり大変です。
教科書を丸暗記など普通はできませんから、いかに重要な部分を整理して覚えるかが大切になります。
本ブログでは、知識を整理することの重要性を繰り返し書いてきました。
テレビでよく見かけるこの方は知識整理のプロだったのではないでしょうか。
知識を整理するためのツールをご紹介
有名なところでいえば、マインドマップがあります。
江戸幕府の例でいえば、江戸幕府を中心において、大事な項目をつないでいく手法です。スマホのアプリでもあるようですので、一度検索してみてください。
さらに私が、最もおすすめする手法は、ユダヤ式記憶術という手法です。
さまざまな勉強法がありますが、知識を整理する手法としては恐らく群を抜いています。
マインドマップと比べても紐づける項目同士の意味や位置付けがはっきりしているため、より記憶に残りやすく、復習もしやすい、かつ、応用が効くという印象が強い手法です。
まとめ
今回、いつも成績が良い人が問題に答える工程を示しました。
ポイントは次の通りです。
- 成績が安定している人は論述式で覚えている
- しかし論述形式の勉強法は知識を整理しながら行う必要がある
- だからマインドマップやユダヤ式記憶術などのツールを使って効率的に進める事がBESTなやりかたである
一問一答型の勉強法をやっていた方は論述形式の勉強法に変えると少しだけパワーがいりますが、成績は飛躍的に上がると思いますよ!