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【小学校低学年向け】算数で文章問題が苦手な場合の特訓方法

小学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん、お子さんは算数の文章問題はできていますか?

  • うちの子は算数が苦手で…
  • 文章問題を見るだけで、あきらめてしまいます…

そんな声が聞こえてきそうです。

ちなみに偉そうに言っている私も、かすかな記憶ではありますが、算数の文章問題は面倒臭くて嫌いでした…

そんな悩みをお持ちのご両親へ向けて、算数の文章問題の特訓法を書いてみたいと思います。

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文章問題のコツは絵をかく事

算数の文章問題を解くコツは問題文をそのまま絵や図にしてみる事です。

「なんだ、そんな事か、家で宿題を教えるときも絵にかいて教えているし、学校で先生もやっているよ」という声が聞こえてきそうです。

しかし、今授業や、家での宿題の答え合わせでやっているのは、教える側が、絵や図を書いて説明することです。

今回、お勧めしている方法は、絵や図を描く練習を徹底的にさせる事です。

算数の文章問題の特訓方法を具体的に

実際にありそうな問題で考えてみましょう。

 

問題

全部で200ページある本を、昨日20ページ読みました。今日は昨日より15ページ多く読みました。残りは何ページでしょう。

 

 

式と答え

200-(20+20+15)=145     145ページ

 

大人は簡単に解けるかもしれませんが、子供で特に文章問題が苦手としている場合はそうはいきません。

絵や図を描くという作業自体の練習が必要なのです。

絵や図の例

図の例①

  • 全体:200ページ
  • 昨日:20ページ
  • 今日:20+15ページ
  • 残りのページ:全体-(昨日+今日)

図の例②

ポイントは答え合わせをするときに、絵や図を書いて教えるのではなく、絵や図を描くことをまずさせて、その絵や図の書き方が合っているかの答え合わせからする事です。

文章問題の教え方の現状

学校や家での宿題、そして塾でも教えるときには絵や図を使います。

しかし、子供がひとりで、いざ問題に向かうと、いきなり式を書き始めます。

つまり、子供にとっては、絵や図は先生が教えるときや答え合わせをするときに便利だから使う手段と理解しているのです。

絵や図の力は大人になってからも役に立つ

例えば、仕事でプレゼンの資料を作るとき、分かりやすく商談相手に伝えるために図は多く使いますよね。

また、例えば法律系の資格試験を受ける場合、複雑な相続関係の問題は、必ず図に書いて整理しながら解きます。

大人になれば、絵や図を使うことがどれほど有効か分かるのに、最もシンプルに理解しなければならないはずの小学校低学年だけ、このやり方を教わっていないのです。

また、思考が理系の人は、物事を図で考える傾向にあると言われる先生もいらっしゃいます。

本ブログでは知識を整理することの重要性をたびたび書いてきました。

与えられた情報を絵や図にする事もまさに、整理する技術です。

早速今日からお子さんに練習させてあげてください。

 

 

 

 

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