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読書をすれば国語の成績が上がると言われる理由とさらに国語力を上げるコツを解説

国語の成績はどうやったら上がるのか?

そんな疑問をもたれている親御さんも多いと思います。

本をたくさん読めば国語の力は付くという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

これは昔から言われていることですが、その根拠は、はっきりと示されていません。

今回は本をたくさん読めば国語の力が付く理由について書いてみたいと思います。

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本をたくさん読めば国語の力は本当に上がるのか?

このような問題提起をしておきながら恐縮ですが、公式なデータは見た覚えがありません。

例えば、国語の成績が上位10%の生徒とそれ以外の生徒の読書の量を比べた数値で公的な機関が出したものなどはあるのでしょうか?もしご存知の方がいらっしゃたら教えていただきたいと思います。

完全な私の感覚と、知っている範囲ですが、本をたくさん読む子供ほど国語力は高いと思います。

これは次のテストで何点取れるとかいう話ではなく、ある程度長い目で見たときに読書量によって確実に国語の力に差が出てくると感じています。

小学生のころ本をたくさん読んだ子供は、大学入試でも国語を得意としているといった具合です。(もちろん、小学生のときだけではなく中学、高校と読書を続ければ国語の力は長く、上がっていくでしょう)

なぜ本を読めば国語の力が上がるのか?

国語という科目の特徴は解き方に公式がない事にあります。

例えば、算数や理科は公式があります。社会には公式はありませんが、○○は何か?という問いにずばり答えがあります。

これに対して国語はそこにある文章から答えを導き出す科目ですので、暗記があまり役に立たないのです。

本を多く読んだ場合、文章の構成、表現や言い回しなどに読めば読むほど触れることになり、これらが頭になじんでくるのです。

この「なじむ」という現象こそが、国語の力が上がる要素なのです。

例えば、「しかし」という表現が文中で出てきたら、それまでと話の展開が変わる大事な場面に差し掛かります。また、よくないことが起こるときの前兆として大雨、雷などが出てくる場面もあるでしょう。(いわゆる心象風景ですね)

これらを、幼いときから本を多く読んでいる生徒は、いちいち考えなくても感覚で文章の中から、読み取る力があるのです。

大学入試までくると、出題に使われる文章も長くなります。本を読みなれた生徒はこの長い文章に対して、アレルギーもないため、普通に読め、どこが大切かが、一度読んだだけで、頭に刻み込まれるのです。

かなり、私見が入りましたが、これが本をたくさん読めば国語の力が上がるといわれる理由ではないでしょうか。

さらに国語の力を伸ばすコツ

あらすじを数行程度に書き出す練習をすることです。

これも特に小学校の低学年のうちにやれればベストなのですが、内容を短く簡潔に書き出す練習をぜひさせてください。

書くのが大変であれば、口で話させてもOKです。

どんなお話だった?と軽く誘導してあげてください。

読んだ内容を頭の中で、きちんとまとめる練習ができれば、飛躍的に国語の力は上がります。

読むことがインプットで、あらすじを書き出すことがアウトプットです。

これを時々やっていれば、夏休みの読書感想文など初日に終わってしまうかも知れませんね。

すべての勉強においてアウトプットが大事と言われますが、一工夫すれば国語でも特に小学校低学年でも実行することができますのでおすすめしています。

 

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