小学校受験を目指そうと思えば、親子ともに大変です。
なにせ、受験するのは幼稚園、保育園に通う子供ですから教える親も大変です。
塾に通わせる方法もありますが、それだけでは成績は伸びないのも事実です。
そんな悩みを抱えているご両親に、子供の成績が急に伸びる瞬間を知っていただきたいと思います。
もくじ
子供の成績が急に伸びる瞬間
練習用の問題集を一緒にやるお父さん、お母さんも多いと思います。
最初は全く解けなかった子供が問題を解くことができ始める。
その時、子供の頭の中では、何が起こっているのでしょうか?
「この問題は前にやったことがある。」「この前やった問題と同じやりかたで解ける。」
こんなことを感覚的に感じているのです。
これを、感じた瞬間、子供の成績は一気に伸びるのです。
なぜ子供の成績が伸びるのか?
もうお分かりと思いますが、試験問題は決まったいくつかのパターンなのです。
これに子供自身が気付いた瞬間、成績は劇的に変ります。
問題のパターンを何となく感じることができるだけでも、立派ですが、はっきりと、パターンを理解できる子供は受験というものに関してかなりセンスがあるといえるでしょう。
親ができる小学校受験対策
親がやるべきことはただ一つ。
パターン化を教えてあげる事です。
どんどん、問題集を進めることは否定しませんが、それでは子供の頭の中はバラバラのままです。
できれば、1日2~3パターンくらいに絞って教えてあげてください。
例えば、今日は数を数える問題と文章を作る問題、明日は、図形を考える問題と季節を答える問題という具合です。
ちなみに小学校受験レベルの問題であれば、親が即席で作ることができますし、同じような問題を数や出題の仕方を少しづつ変えて、でも、解き方は同じという体験を繰り返しさせてあげてください。
ちょっと姑息な作戦ですが
1つの出題で、設問が3つあれば、3番目の問題が一番難しいのです。
点数を取るという事に忠実になるならば、上の2問を確実に取りに行くという作戦を立ててください。
だいたい、3問中2問目までは、基本に忠実に、数える、比べる、図形を並べるなどの作業を丁寧にやれば、答えが出る問題ばかりなのです。
試験攻略の共通点
本ブログでは大人の試験対策で絶対必要なことは、知識を整理することだと再三に渡りうったえてきました。
知識がバラバラの状態では、成績が安定しません。
結局、これは試験対策の普遍の真理なのかもしれません。
小学校受験においても、基本に忠実に、いくつかのパターンを繰り返して子供が頭の中を整理できるようにしていくことが試験突破の一番の早道なのです。
ぜひ、親として一生使えるの知識の整理の仕方を身に付け、子供が大きくなる時にこのことを伝えてあげてください。
そして、ぜひ自宅でも子供の成長に合わせたうえで一緒に取り組んでください。